さくら
第57話 「演目は桜」
この写真は4月7日に近くの公園で撮影したもの。
今年も満開に咲く桜たちを写真に収めることが出来た。
1週間が過ぎた現在は、多くの桜が葉桜となっている。
出来る事ならこの綺麗な桜をずっと見ていたいのだが、咲いてから散るまでの期間が短い、この「儚さ」こそが桜が愛される1つの要因なのだろう。
今年も多くの人々を魅了してきた桜たちは、来年の春に向けて準備期間に入った。
まるで、サクラという演目を終えた舞台役者のように。
取り巻く環境がどんなに変わっても、桜の花、1本1本の枝や木々。
それぞれが最高の仕事をしているように感じた2021年の桜たち。
「お疲れ様でした!」
桜たちに負けないように、最高の仕事を心掛けていかなければな~と心に誓うおっさんであった。
「頑張るからね! おそらさん!」
「う~わん!」(今日は出番がなかった)
つづく