おそらさん、ダイエットをする!【前編】
第66話 『ダイエット』
夏を過ぎた頃から薄々気付いていたことがある。
しかし、認めたくない自分(おっさん)がいた。
だが、それは最近友人に言われたことで、受け入れなければならない事実だと判明した。
友人「そらちゃん、大きくなったね~(@_@)」
おっさん(ガ--------ン!!)
そうなのである。
おそらさんは確実に太ってきていたのである。
夏頃から片鱗はあったのだが、秋に入って更に食欲が加速したこともあり、寝そべっている姿は、まるで島。おそら島と命名してしまう程。
余りの食べっぷりに、
「おいおい、冬眠でもするんじゃねーか?」
とツッコミを入れたくなる状況。
流石にこれはマズい!と思って、カリカリのご飯の量を減らすも、すぐに完食。
逆に『足りないコール』が飛んでくる。
結局根負けして追加でご飯をあげる…という日が続いていた。
ぷっくりしてきたおそらさんを見て、ちょっと太っていた方が可愛いな~などと
自分に暗示(?)をかけていたが、友人に言われて我に返る。
これ以上太ったら、おそらさんの体に負担が掛かる可能性が高い。
丁度、いつも食べているカリカリが切れたので、ダイエットに良いご飯はないかと探していたら…
ありました!
『ねこ元気 肥満が気になる猫用』
このストレートな商品名。嫌いじゃないね~笑
しかも、パッケージの猫がおそらさんじゃん!
と言うことで、早速購入しておそらさんに食べさせてみる。
いつものご飯と味が違うから、もしかしたら食べないのでは?という不安もあったが、
ほぼ好き嫌いがないおそらさん。
あっさりと受け入れてくれました。
が、しかし、速攻で完食。
時間が経つと足りないコールの嵐!
(神様。低カロリーのご飯に変えたのですが、以前よりも食べるスピードが上がった気がします。このまま根負けして与えても良いのでしょうか?)
おそらさんのおねだりに根負けしてしまう飼い主。
果たしてダイエットは成功するのか?
しかしながら、おっさんには奥の手があった!
後編につづく。