夏の終わり、そして…
第64話 夏の終わり、そして…新たな決意!
暑かった夏も終わりを告げ、ゆっくりと夏から秋へと季節は移り変わっていく。
夏の日差しに慣れた体には、9月の風はまだちょっぴり肌寒い。
タイトルの『夏の終わり、そして…』に続く言葉は、秋へと変わることではなく、8月におっさんがやってしまった『痛恨の失敗』、これが本当のタイトル。
8月も終わりに近づいたある日。
その日は仕事から帰り、他の皆様のブログをまったりと拝見。
8月に誕生日の猫ちゃんのブログを見て、優しい記事に心が温まっていた…
ふと傍らにいたおそらさんを見てみる。
いつものように体を横にしてリラックスムードのおそらさん。
おそらさんも大きくなったな~と思った瞬間、痛恨のミスをしたことに気付く!
〈8月11日はおそらさんの誕生日(うちに来た日)だった〉
忙しさにかまけ、余裕が無かったと言えば聞こえはいいが、おそらさんの大事な記念日を忘れた飼い主。これは飼い主失格である。
その時の心境。
「よもや、よもやだ。飼い主として不甲斐なし、穴があったら入りたい(煉〇さん)」
ひと月程遅れて、改めておそらさんの誕生日会を行う。
職場の人から犬や猫用のケーキがペットショップで売っていることを聞き、しかも飼っている2匹とも、そのケーキを喜んで食べたのだそう。
誕生日を忘れてしまったおっさんだが、おそらさんの喜ぶ顔が見たくて、テンション爆上がりでペット用のロールケーキを購入。
誕生日がひと月遅れたことをおそらさんに謝ってから、いよいよケーキの投入。
おそらさんは喜んで食べてくれるかな?
一口も手を付けない…( ;∀;)
チュールやお気に入りのご飯は、恐ろしい位の早さで完食するおそらさんだが、甘いケーキは苦手もしくは嫌いみたい。
またまた飼い主の失敗!
職場の人から教えてもらった話を思い出した。
『2匹とも嬉しそうにガツガツ食べたよ~笑』
は2匹共ワンコちゃんの話。
ワンコとニャンコでは、これほどまでに隔たりがあるのか(?)と思いつつ、おそらさんの大好きな煮干しと鰹節のご飯で誕生日会は続行。
満足したのか、リラックスムードのおそらさんのお腹を撫でながら、改めて自分の余裕の無さを実感したおっさん。
おそらさんの2歳の記念日である誕生日すらも忘れてしまっていては、本当に飼い主失格である。
どんなに忙しくても、精神的に参っていても、一緒に居る家族であるおそらさんにはいつも『今日も頑張らなくては』と勇気をもらっている。
来年の誕生日は絶対に忘れないからね、おそらさん!
そして来年は猫用のケーキではなく、猫用のステーキを買ってくるぜ!
「う~わん!(楽しみにしてる)」
つづく