発情期は突然に
第19話 『おそらさんの発情期』
猫の発情期は生後10ヵ月（早い子だと４ヵ月）程で訪れ、発情周期が14～21日（2、３週間）続くらしい。
以前、知り合いに避妊手術はもうしたの？と聞かれ、まだだよと答えると、早い方がいいよと言われたので、発情期と避妊手術について調べてみる。
おそらさんはこの時（2020年３月）、１歳になるかならないかの年齢。それまでは夜中に特別大きな声で鳴く事もなかったので（単におっさんが気づいていないのか、音量に対して余り神経質では無かったから？）このまま発情期が来なかったら、避妊手術はしなくても良いのか？と考えていた時期。
それは突然始まった！！（ハリウッド映画風）
・窓から外を見る回数が増える（夜中）
・遊んでも満足出来ずに、しきりに部屋から出たがる（落ち着かなくなる）
・大音量＋唸るような鳴き声で鳴く（真夜中）
まるで何かのスイッチが入ったかのような行動。
日毎に大きな声で鳴く時間も長くなり、流石にこれは近所の方々にもご迷惑が掛かると思い、おそらさんを最初に連れて行った動物病院（家から近い）に行き相談してみると、
「発情期に入っているので、すぐに手術をしたほうが良いですよ！」と勧められ、
スケジュールの都合で６日後に手術をすることを決断。
手術に対しての不安（おそらさんの体の心配など）と葛藤の中で１日１日が過ぎていく……
そして手術前日の日を迎える。
つづく
